斎藤知事のXのフォロワー、いいねの減少、「首長に対する信頼」が最低、就職辞退率の増加は何を示しているのか
兵庫県政をめぐり、複数の指標に変化が見られている。
- SNSのフォロワー数・いいね数の減少
- 採用試験の辞退率の上昇
- 組織内調査における「首長への信頼」の低さ
これらは一見バラバラの現象に見えるが、同じ方向を向いているとすれば、そこには構造的な変化がある。
本稿では、「支持が崩れているのか」という単純な問いではなく、支持の“質”がどう変化しているのかを整理する。

| 2024年 | 2025年 | 2026年 | ||||||||||
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| 斎藤知事Xフォロワー数 | 292000 | 116300 | 142900 | 275300 | 273600 | 273500 | 278100 | 293000 | 292944 | 292219 | 291892 | 290274 |
| 増減 | -175700 | 26600 | 132400 | -1700 | -100 | 4600 | 14900 | -56 | -725 | -327 | -1618 |
目次
事実①|SNSの反応は明確に低下している
まず、外部から見える指標としてSNSがある。
- フォロワー数は微減
- しかし「いいね数」は大きく減少
- アクティブ率は低下
これは単なる人気の上下ではなく、
👉 「関心はあるが、支持は表明しない」
という状態を示している。

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| 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
| 斎藤知事Xいいね数 | 85666.67 | 27363.64 | 18707.64 | 13748.94 | 19362.42 | 17000 | 12906.53 | 12682.63 | 16738.92 | 21668.45 | 20867.92 | 13908.6 | 17420.76 | 13784.81 | 14053.87 | 11641.2 | 9017.84 |
事実②|採用辞退率の上昇
記者会見で指摘された通り、
- 辞退率は約58.9%(前年より大幅増 前年46.0%)
- 他自治体と比べても高水準(大阪府が30.3%、京都府が45.5%)
という状況がある。


知事は
- SPI導入による受験のしやすさ
- 併願の増加
を要因として挙げた。
事実③|内部の信頼低下
さらに、関係者への取材によると
- エンゲージメント調査で
👉「首長への信頼」が最低水準
とされ、組織の弱みとして認識されている。
重要な視点|3つの指標が同時に動いている
ここで重要なのは、
👉 外部(SNS)
👉 行動(採用辞退)
👉 内部(組織信頼)
この3つがすべて同じ方向に動いている点である。
これは単なる偶然ではなく、
👉 「構造的な変化の兆候」
と捉える方が合理的である。
「離れている」のか、それとも違うのか
ここで重要なのは言葉の選び方である。
❌「斎藤離れ」
👉 明確な不支持・反対
✅実態に近いもの
👉 「関係の温度低下」
つまり、
- 強く反対しているわけではない
- しかし積極的に支持もしない
👉 「確信を失った状態」
明確に不支持になった訳では無いが、確信を持てなくなって来ている人が急増していることが伺えます。
つまり、斎藤支持からは距離を取り始めていると言うことだと思います。
なぜこの状態が生まれるのか
今回の記者会見のやり取りを見ると、特徴的な構造がある。
■記者の問い
👉 「なぜ辞退が増えているのか」
■知事の回答
👉 制度要因・一般論・今後の努力
ここで起きているのは、
👉 「現象の説明」と「原因の説明」のズレ
である。
中間層に起きる変化
このズレが続くと、どうなるか。
- 支持する理由が弱くなる
- しかし明確に否定する材料もない
👉 「判断保留」
この結果として、
- いいねをしない(沈黙)
- フォローを外す(離脱)
- 就職を辞退する(行動)
👉 同じ心理が異なる形で現れる
沈黙する民意の正体
ここで重要なのは、
👉 沈黙は無関心ではない
という点である。
沈黙している人たちは、
- 情報を見ている
- 違和感を感じている
- しかし判断を確定していない
👉 「未確定の民意」
なぜ「説明」が重要なのか
この層は、
👉 納得できれば支持する
👉納得できなければ離れる
という性質を持つ。
つまり求められているのは、
👉 主張ではなく“納得”
である。
今起きている変化の本質
今回の一連の動きは、
👉 支持が崩壊しているのではない
しかし、
👉 「確信が失われている」
状態である。
斎藤知事は、公益通報者保護法違反についても、私的情報漏洩についても、県民が納得できる説明を一切していません。
知事選挙で「さいとう知事は悪くない」を信じて投票した人が、その後、悪くないを証明されず、全く説明する姿勢を見せない知事に対して、「何かおかしいのでは?」と思い始めている状態です。
このような動きが出ていることは、「認知的不協和」を避けたいと考えている、普通の人の判断を大きく揺さぶることが起きていると言うことです。
斎藤支持者の発言も、組織の不正を告発しても、被告発者が告発内容の判断を行い、通報者探索が行われ、懲戒処分され、私的情報もばら撒かれる、不正の通報をためらう社会を容認し、パワハラしても、「襟を正す」と言えば、処分無しの社会を容認するもので、そのような社会は、権力者にとって都合の良い社会で、不利益を被るのは、普通の国民です。
このような支持者の言動も、普通の感覚なら、受け入れられないもので、斎藤支持からの距離を置き始めている要因だと思います。
そして何が起きるか
この状態が続くと、
👉 SNSでは沈黙
👉 現実では「選ばない」
という形で現れる。
- 投票行動
- 就職先の選択
- 不支持の表明
👉 すべて「回避」という形で表面化する
今、態度を決めかねている層が表面化していると思われますが、この人たちが納得できる説明を斎藤知事が行えば、離れた人たちは再び支持に回るでしょう。しかし、このまま説明しない姿勢を取り続ければ、確信が持てないから信用出来ないに変わります。
まとめ
複数の指標が同時に示しているのは、
👉 「斎藤離れ」ではなく
👉「静かな距離の拡大」
である。
そしてその背景には、
👉 「信じきれない」という感覚
がある。
最後に
政治において本当に重要なのは、
👉 支持されているかどうかではない
👉 「信じられているかどうか」
である。
そして今、
👉 「信じきれない人」が増えている可能性
が、数字として現れ始めている。
斎藤知事の定例会見の受け答えは明らかに自己保身と見え、記者の質問に正面から答えると、責任問題に発展しかねないために、テンプレート回答が続いていると考えられます。斎藤知事は嘘に嘘を塗り重ね、身動き取れない状況になっていると思います。斎藤知事の就任当初の記者会見の答弁に比べると、今の答弁は明らかに変です。
恐らく、多くの県民が、斎藤知事にこのまま任せて良いのか?と言う考えが頭をよぎるようになって来たと言うのが、様々な数値から読み取れると思います。
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